あなたの寝起きは?
寝てもドンヨリしています
ほうほう
そうなんやね
疲れているから
夜早めに寝ても朝疲れが残っている
そんな感じなんやね
そんな人たくさんいるし
そんなこと毎日ですから
だから普通になっていると思いますが
実はそれって普通ではない
そんな寝起き
東洋医学的にみてみよう
東洋医学的に考える
とても疲れている人が
ゆっくり休むと回復する
これは『虚(きょ)』の状態
いわゆる不足ってやつね
不足していますから
ゆっくり休んで回復させる
これがね
睡眠を長くしたらスッキリする人
とても疲れている人が
ゆっくり休んでも回復しない
これはいわゆる『実(じつ)』の状態
いわゆる充実ってやつね
充実しているから
ゆっくり休んでも足りている状態
これがね
睡眠を長くしてもスッキリしない人
どちらかというとこちらの方が問題でしょうから
その辺りをもう少しお話ししましょう
『充実してるならいいじゃん』
ついついそう思いがちですが
実はそうではない
だってね
容量がいっぱいになると動けないでしょ
それがいわゆる滞りの状態
ちょうどよく充実しているとスムーズに動きますが
充実しすぎていると渋滞が発生しちゃう
人間は寝ている時に
気血水を入れ替えている
気血水が入れ替わることで
次の日の活力が生まれてくる
つーことはだ
虚の人は
補充することで入れ替わりが促進される
実の人は
渋滞を改善することで入れ替わりが促進される
こんな感じになります
そんな原因と対策
こんな原因は個別具体的
一概には言えませんが簡単にいうと2つある
虚の人は肉体的な疲れ
実の人は精神的な疲れ
簡単に分類するとこの2つ
思い当たるやろー
肉体的な疲れは休むと結構回復する
問題は精神的な疲れ
精神的に何が疲れているのか
そんなところを改善しないと治りませんが
日常生活での改善は一助となる
それは
運動 入浴 香り
軽く運動することで
お風呂に浸かることで
好きな香りを嗅ぐことで
軽い滞りであればすぐに楽になる
おそらく夜ぐっすり眠れて朝スッキリしているはず
滞りが強い人でも
習慣つけていけば結構楽になるはず
少しずつ眠れるようになって
少しずつ朝がスッキリしてくるはず
ちなみにやりがちなのが寝だめ
休日に長く寝ることで
回復させようという試みですが
これは科学的にも否定されている
いわゆる睡眠負債ってやつ
睡眠は長く取ればいいってわけではないよ
自分のタイプを見極めて
自分のタイプに合った対策をとっていく
質の良い睡眠をとりましょうね