健康診断で病気が生まれる
観測するから病気が生まれるかもしれない
ほうほう
そうなんですかー?
これはね
生物学者である福岡伸一先生の言葉
著書『せいめいのはなし』で出てきます
こんなこと言うと怒られますがとも言っている
普通はね
小さな癌が成長してある時点で検査をした時に見つかる
こんなふうに思われていますが
本当は癌は有るかもしれないし無いかもしれない
それを検査をすることで無理やり確定させる
だから見つかるのでは無いかというのです
うーむ
ちょっと何言っているかわかんない
つーことで
そんな話を少し考えてみよう
量子力学的なお話
これはね
実は量子力学のお話
量子力学はまだ解明されていない学問ですが
この考え方なしでは成り立たないこともあるようです
この量子力学の中に
コペンハーゲン解釈って考え方があります
まだはっきりしていないから解釈ね
これはある事象は観測(測定)することで確定するが
それまでは無限の可能性があるってこと
基本僕たちは
AだからBみたいな因果関係を重要視します
そっちの方がわかりやすいしね
でも本当はそんなことはなくて
ミクロの世界に行けば行くほどそんな因果率は失われていくらしいです
AということもあればBということもあるよねー
みたいな世界が混在しているらしい
ナンノコッチャという話ですが
それが事実として実験でも証明されているそうです
二重スリット実験とかね
だからね
体調が悪くなんか異常があるようだ
みたいな場合はもちろん検査をした方が良いですが
元気なのに
あえて検査をして病気を見つける必要はないよね
っていうのが
福岡先生の言わんとするところ
だと思う
いろんな自己実現
よくある話がDrショッピング
自分は病気ではないかと疑い
異常がなければ病院を変え検査をしまくること
最終的に病気が見つかり安心する
っていう本末転倒なお話
このお話の面白いところは
実はこの方自己実現しているってこと
良いか悪いかは別
だったらその自己実現
もっとワクワクする方にベクトルを向けたら良いだけ
ワクワクする方に行動し
可能性を確定していったら良いだけ
一気に自己実現なんて難しいけれども
少しずつ積み重ねていくことでその可能性は高まっていく
ミクロの世界なんて見えないんですから
カラダの細胞ひとつひとつが喜んでいる
そう思って行動すると確定していくんじゃないかなー
健康診断を受けたくない
そんな理由に
妙に納得したともぞーでした