お坊さんとの対話
1000年続くものを選びなさい
ほうほう
そうなんですね
この言葉はね
お坊さんでもあり薬剤師でもある方のお言葉
ご自身が小児麻痺を患いとても苦労なさった方
もう20年近く前かな
お寺にてお話を聴かせてもらいましたが
この言葉はいまだに残っています
宗教は何を選んだらいいのですか?
みたいな質問があってね
その答えが冒頭の言葉となる
『宗教はね
なんでもいいですよ
でもね
1000年続くものを選んだらいいよ
それは本物だから』
かたよらない こだわらない とらわれない
信じるもの
心の拠り所になるもの
宗教がそんな役割を果たして
その人の人生の安定につながる
そんなんだったらいいよね
でもね
その人にとっての宗教が
かたよりとなり
こだわりとなり
とらわれとなっていたら
おそらくおかしなことになってしまう
軸が自分ではなく
軸が宗教になってしまっていたら
おそらくおかしなことになってしまう
自分の軸を定める
宗教にとって
絶対的な存在である経典
ダライラマ14世は
そんな経典を書き換えることに躊躇はないという
まさに
かたよらない こだわらない とらわれない
信じるものがある
それはとても素晴らしいこと
でもね
軸は自分であり他の軸はない
それは宗教だけでなく
パートナーであれ友人であれ会社であれ
軸は自分であり他の軸はない
そんなものを通して
自分の軸を見つけていく
世の中絶対的なものなんてありませんから
かたよらない こだわらない とらわれない
きちんと自分と向き合っていきましょうね