ある日のカウンセリングにて
なんか些細なことでもイライラしてしまうんです💢
ほうほう
そうなんですね
そんなん仕方ないよ
春ですからね
そんな話をすると
???となる
そらそうよ
イライラっつーのはね
感情的に怒りに属するのですが
東洋医学には
その怒りという感情に関する考え方があります
そんなイライラ
東洋医学的にみてみよう
東洋医学的に考える
東洋医学には五行説といって
全てのものを5つに分ける考え方がある
自然を木火土金水に
カラダを肝心脾肺腎に
季節を春夏秋冬土用に
味覚を酸苦甘辛鹹に
色を青赤黄白黒に
そして
感情は怒喜思悲恐にわけられる
怒りという感情はそれぞれ関連があって
季節で言うと春に
カラダで言うと肝に
味覚で言うと酸味に
それぞれ関係してきます
春ってのは木の芽が芽吹いていくように
季節的に生まれる季節
カラダのバランスが整っていると
そんな生命の誕生が気持ち良いものなのですが
カラダのバランスが良くないと
そんな生命の誕生が苦しさとなる
特に春は肝の負担が大きくなりますので
カラダのあちこちに滞りが起きやすい
生命が誕生して木の芽が伸びてゆくこの時期に
滞りがあると気持ちよく伸びない
それが春の不調の要因
自分の思い通りにならない
なぜイライラするのか?
それはね
自分の思い通りにならないから
こうしたい
こうあって欲しい
こんなふうにして欲しい
そんな思いがあるけれど
現実そうなってくれない
それがイライラのきっかけなのですが
カラダに余裕があると
『まいっか』って受け流すことができる
でもね
ご存知の通り春という季節のせいで
肝の負担はMax
自分では自覚していませんが
カラダの中の滞りによって
カラダ自体が思い通りになっていない
自分のカラダが思い通りになっていないので
何かのきっかけですぐに感情は爆発する
そんなきっかけが
思い通りにならない環境なのです
自分のカラダを思い通りにする
思い通りにならない環境って
基本どうにもならない
車を運転していると必ず信号で止まる
そこでイライラするのか受け流すことができるのか
それはその人の反応次第
その人の反応次第ですが
カラダが整っているとある程度受け流すキャパは大きくなる
そんな人が日常生活で意識したいこと
・少し汗をかくくらい運動する
・ストレッチをしてカラダを伸ばす
・酸味があるものを食べる
・香りが良いものを食べたり嗅ぐ
・炭酸水を飲む
春の旬のものをみても
酸味があったり少し苦かったり香りが良いものが多い
それはカラダが欲しているから
自然ってものは
そんなふうにうまくできているのであります
春はもともとイライラしやすい季節ですから
そんな感情は仕方ない
そんな仕組みを知ると
少しは見方が変わってくるかもですね