前回の続き
お腹が空かない
そんな理由には2つあると言う話を前回しました
お腹が空かない①
今日はそんな理由を深掘りしてみましょう
東洋医学的に考える
お腹が空かない理由として
食べ過ぎと便秘があるのですが
食べ過ぎとは
自分のキャパをオーバーしているってこと
食べ物は口から入り胃で消化されるのですが
胃がキャパオーバーになっていることを言います
胃で消化されて
小腸で選別されて
脾から全身に運搬される
この一連の流れの中で
胃の働きが滞るとお腹が空かない状態になる
ちなみに脾の状態が滞ると
お腹は空くけどすぐお腹いっぱいになる
そんな状態になります
この胃の働き
食べ物を消化し下に運ぶという役割がありますが
これは『気』の働きによるもの
胃気って言います
これが正常な場合
気が下に降りていきますが
食べすぎたりして
胃がキャパオーバーになってしまうと
気が上に昇っていきます
わかりやすく言うと
それがゲップや吐き気嘔吐になり
食べ過ぎ飲み過ぎ
それが慢性的に続くと
頭痛や鼻炎など頭の方の症状につながっていきます
だからね
胃の働かせすぎない
そんなことが必要になってきます
胃を健やかにする養生
養生としては食べ過ぎない
これ一択
いつも食べ物が胃にあって
ずっと消化していたら胃も疲れちゃいます
働いたら休む
こうしないとみんな疲れるでしょ
転職考えるでしょ
自分がそう思うんだったら
カラダにもそうしてあげましょう
胃はあなたのために働いていますから
少し労る気持ちを持ってみましょう
消化を助ける食べ物とかもあって
そんなんを食前食中食後に食べると効果的
麹や発芽玄米
おくら大根トマトにニンジン
いちごやオレンジパイナップル
薬膳的には
山査子や七味唐辛子などいいね
胃は降をもって和となす
そんな言葉があるように
胃からきちんと下に降りることで
カラダの働きは正常になっていきます
メリハリつけて食べましょうね