ある日のカウンセリングにて
込み上げてくる怒りはなくなりましたー
ほうほう
そうなんですね
イライライライラ
誰かが何かをするとイライラ
最初はそんな感じだったようですが
だんだんとイライラが少なくなってきたようです
カウンセリング漢方を経て
そんな状態になってきた彼女ですが
そんな怒り
東洋医学的にみてみよう
感情とカラダの関係
東洋医学的に
感情を表す言葉があってね
それが『七情』
怒り 喜び 思い 憂い 悲しみ 恐れ 驚き
の7つなんやけど
この感情が強いと
カラダの不調の原因になるよって言われてます
内因って言うよ
怒りすぎると
自律神経が不安定になったり
喜びすぎると
精神が不安定になったり
悩み(思い)すぎると
うつ病になったり
憂い悲しみすぎると
元気がなくなり風邪ひきやすかったり
恐れ驚きすぎると
急に老け込んだりする
感情は適度にあって
調和していると良いのだけれども
1つが過ぎると
病気になってしまう
そのうちの1つ
怒りは肝と深い関係があって
怒りすぎると
肝の負担が大きくなり
気が巡らなくなり
血が溜められなくなり
熱を持ちやすくなって
気が上昇しやすくなる
怒ると
逆上するとか血が頭に上るとか言うでしょ
それが肝の症状
漢方での治し方
この方は
肝の負担がとても大きくカラダに熱を持っていた
そんな肝の負担をとりながら
熱を冷ましていった結果
込み上げてくる怒りがなくなったってわけ
ちなみにこの状態になるまでにかかった時間は
1ヶ月もない
とりあえずの症状を楽にする
標治っていうよ
これであれば
そんなに時間がかかりません
カラダの負担をサポートして
ココロを楽にしていくのが漢方の力
カラダと感情は密接に繋がっているからね
ただね
その状態が長く続いている人は
カラダのバランスが見事崩れていますから
気血水を改善するのに時間がかかる
とくにね
肝は血を蔵すとも言われていますから
肝の負担が大きいと血を消耗しやすい
だからね
血を増やして貯めていく
そこに時間がかかります
本治っていうよ
さあさあ
焦らずゆっくりでも着実に
カラダを変えていきますよー