食べたくてたまらない
酸味が欲しくてたまりません
ほうほう
そうなんやね
もしかして
日常我慢していることが多くないですか
そんな返しをするとね
結構ビンゴのことが多い
なんでわかるんですかと言われることも多い
これは一例だけど
不思議なことに味覚でカラダの状態がわかることも多い
そんな味覚
東洋医学的にみてみよう
東洋医学的に考える
東洋医学ではね
いろんな事象を5つに分けている
五行って言うよ
例えば季節
春夏秋冬に土用
例えば色
青赤白黒に黄色
例えばカラダ
肝心肺腎に脾
こんなふうに分けられていて
味覚も例外なく分けられています
そんな味覚は
酸苦辛鹹に甘の5つに分けられます
鹹とは塩辛いってことね
これらは全て対応していて
春の季節は青色で肝の負担が大きくなり酸味を欲す
みたいな感じになります
ちなみに他の4つはこんな感じ
夏 ー 赤 ー 心 ー 苦
秋 ー 白 ー 肺 ー 辛
冬 ー 黒 ー 腎 ー 鹹
土用ー 黄 ー 脾 ー 甘
冒頭の例で考える
酸味が欲しくてたまりません
そんな時はね
春 青 肝 酸に当てはまりますから
季節が春だからかもしれない
肝の負担が大きいからかもしれない
そんなふうに考えることができます
肝は疏泄を主る
って言われていますから
疏泄って流すってことと思ってね
だから肝の負担が大きくなると
カラダの中が流れにくくなる
気血水が流れず滞りやすくなる
カラダっていうのはね
不思議なもので嫌なことをする時はこわばってしまう
カラダがこわばると
滞りも生まれやすくなる
そうなると悪循環
肝は頑張って流そうとしますから
その頑張りが肝の負担になるってわけ
フローにするとこんな感じ
我慢(嫌なこと)→強張り→滞り→肝の負担→酸味→我慢・・・
カラダはそんな中
正常に戻ろうとしますので
肝の負担をとるために酸味が欲しくなる
だからね
酸味が欲しい → 我慢が多い
こんなことが推察されるってわけ
ちなみにね
食べたいものを我慢できる時はまだ大丈夫です
酸味が欲しくてたまらないとか
ジャンクなものが欲しくてわざわざ買いに行く
とかまでなると
結構カラダのどこかに負担が強くかかっています
今どんなものを欲しているだろう
それがわかるだけでも
自分のカラダがわかってきますよー