葛根湯医者?
先生風邪引いたみたいですー
ほうほう
そうなんやね
では葛根湯をお飲みなさい
先生お腹が・・・
先生頭痛が・・・
では葛根湯をお飲みなさい
先生私付き添いです
では葛根湯をお飲みなさい
つーのはね
古典落語に出てくるヤブ医者の話
なんでもとりあえず葛根湯を処方する
ま それくらいメジャーな漢方薬であり
ともぞーも実は大好きな漢方薬なのであります
ヤブ漢方家?
年末年始の体調
風邪っていうのはね
引いちゃうともう遅い
風邪は始めに一発で治せ
これは有名な漢方家山本巌先生の言葉
こんな言葉があるように
風邪は引く前に治すことが肝要なのであります
それでともぞーの体調の話
11月か12月ね
夜飲み歩き帰ってくるとなんとなく疲れと寒さが取れない
葛根湯には麻黄という
温めてくれる生薬が入っていますので
冷えた体を温めるにはもってこい
つーことで
葛根湯をお湯割りして飲んで寝る
うーむ
翌朝スッキリ
ある朝
なんとなく寒い
いつもの寒さではなく
なんか背中から違和感のある寒さ
つーことで
葛根湯をお湯割りして飲んで仕事
うーむ
昼にはスッキリ
年始の夕方
夕食を摂ったあと急に違和感
カラダが重く上半身が凝った感じで
すぐにマッサージ屋さんに連絡するがお休みで途方に暮れる
自宅に帰りふと思う
”これは風邪の前触れ⁈”
つーことで
葛根湯をお湯割りして飲んで様子を見る
うーむ
いつの間にかカラダがスッキリ
葛根湯は好きだけれども・・・
ここ数年
葛根湯を使う機会が激減していました
つーのはね
コロナの影響
コロナ感染を疑った時は
違う漢方を飲んでもらってましたので
これがまたよく効く
葛根湯を常備してもらう機会が減り
自分自身葛根湯をあまり使わない生活になる
そうなると
葛根湯の存在がどんどん薄れてました
ゴメンよ
でもね
やはり葛根湯は効く!
そんな思いを新たにしたわけであります
葛根湯はタイミング
葛根湯はカラダを温めてくれる
と先に書きましたが
カラダから熱が出るのを助けてくれる漢方
風邪を引いたら寒気がするでしょ
それって熱が出る前触れ
その時に葛根湯を飲んで
カラダから熱を出して汗をかいて風邪を治す
それが葛根湯の使い方
いわゆる発汗療法ってやつ
寒気もなくなり
カラダが熱くなっている時に葛根湯を飲む
それて実は逆効果で
そんな時はカラダを冷ます漢方が必要
どんな漢方もそうなんですが
特に風邪みたいにすぐ症状が変化する場合
その変化に合わせて
漢方をチョイスする必要性が高くなる
だからね
大切なのは感じること
違和感を敏感に感じることができるカラダ
そんなんが大切なのであります
だからね
葛根湯は常備しておく
違和感を感じたら買いに行く
ではなく
違和感を感じたらすぐに飲む
それがね
とりあえず葛根湯?ではなく
そんな時は葛根湯!という使い方
やっぱり言わせてください
漢方すごいぜ!
この年末年始
そんなふうに思ったともぞーでした