低体温は悪?
低体温をどうにかしたいです
ほうほう
そうなんやね
ところで
それで何か困ってるの?
・・・
特に困ってないですね
ね
そういうことなんよ
低体温は悪い
という巷の健康情報
体温が低いと免疫が落ちる
35度台では癌細胞が増殖しやすい
そんな情報もたくさんあって
そら刷り込まれていくはずよ
そらそうよ
そんな体温
東洋医学的に見てみよう
東洋医学的に考える
東洋医学を学んでいて
『体温は〇〇度が良いです』
みたいな話は聞いたこともない
もしあるならぜひぜひ誰か教えてください!
それはね
体温は人それぞれだから
どちらかというと
『寒熱』という概念で表される方が多い
その人のカラダには
熱があるのか冷えがあるのか
それでカラダの状態を判断する
舌が紅い
お風呂でのぼせやすい
こんな人は熱があることが多いし
舌が紫
お風呂に長くつかっていられる
こんな人は冷えがあることが多い
そしてね
いつも言っているカラダの3要素『気血水』
カラダを温めてくれるのは『気』ですから
気が少ない人は冷えが生まれやすいし
気が滞っている人は手足が冷たくなりやすい
そんな状態を判断して
気になる症状を改善していく
ここ大事
そんな症状を改善していくと
いつの間にか体温は変わっていく
35度台の人が36度台に
37度台の人が36度台に
いつの間にかその人に適する体温になっていく
例えばこんな人
例えばね
100歳を超えても現役医師であった日野原重明先生
この方の体温は35度台
いわゆる低体温ってやつ
でもね
日野原先生はこう言うよ
低体温は代謝が活発でありませんから
長生きできるんです
これも一つの真理
こんな人もいたな
いつも体温が高く
予防接種の時も37度で受けられなかったことがある方
体温が高いことを嬉しく思っているよう
でもね
カウンセリング漢方をやってみると
カラダに熱が生まれすぎていた
漢方を続けることによって
体温も少しずつ下がっていきましたよ
逆にね
低体温で冷え症の方
カウンセリング漢方を続けることで
気が生まれ腎が補われいつの間にか体温も上がっていったよ
だからね
体温の良い悪いは一概に言えない
体温が高くても良くない場合がある
体温が低くても悪くない場合がある
結局はね
その人のカラダがととのっているかどうか
そこに尽きます
情報だけはたくさんある時代ですから
どうしても情報に踊らされることは仕方ない
そんな情報に惑わされず
本質を追求していく
そんな王道しかできないともぞーでした