アドラーが浮かんでくる
うつ病の人にどうアプローチしていくか
これはね
先日とあるセミナーのグループセッションの中の一コマ
相手の話を聴いて
相手を受け入れて
相手のことを信頼する
こんな話が出たのだけれども
これはこれでとても大切なことで
東洋思想の礼にも繋がってくるのだけれども
そんな話はまた今度
そんな話を聴きながら
僕の頭に浮かんできたのはアドラー
そう
嫌われる勇気のアドラー先生ですね
今の状態は自分で決めたこと
その状態が心地よいから
その状態にとどまっている
アドラー流にいうと
うつ病や引きこもりもそう定義されます
おそらくね
本人は辛いだろうし
周囲の人間も辛いことは間違いない
なぜこんなふうになったのだろう
そんなことを思い
苦しんでいることもあるでしょう
でもね
その状態になること
その状態にとどまっていること
それは本人がそうすると決めているらしい
いやいやいや
本人や周りは苦しんでるやん
本人は抜け出したいと思ってるし
周囲はなんとかしてやりたいって思ってるやん
そう
それは確かにそうなんやけど
やっぱり本人がそうすると決めているらしい
なぜ自分で決めているのか
それが冒頭の言葉
その状態が心地よいから
その状態にとどまっている
ことのようだ
だってね
もしうつ病が治ったら
もし引きこもりが治ったら
社会での苦しみが待っているかもしれない
今まで外に出ていなかった分
社会に出るとスタートはとても苦しい
そんなことを考えたら
今の状態でいるととても心地よい
衣食住は困らないし
周囲は腫物のように扱ってくれるし
社会に出て困難を乗り越える
それよりも今の方が心地よい
そういうことがあるらしい
本人は意識してそう思っていなくても
無意識の中にそんな気持ちがあるようです
必ず助けになる
アドラー先生は言います
馬を水辺に連れていくことはできる
でも馬に水を飲ませることはできない
そのような状態でいることは本人が決めたこと
であるならば
そこから脱するのも本人が決めること
だからね
結論はこうなる
本人がやる気になるまで待つ
周囲はね
本人の責任だからと放置するのではなく
決めた時は必ず助けになる
そんなメッセージを常に送っておく
そういうことらしい
うーむ
アドラー先生とても厳しいあるよ
でもね
確かにそのとおり
僕らができることは諦めることではない
きちんと見守ってあげること
今は過去の結果
未来は今の積み重ね
ですから
今ご縁がある人と
一緒に積み重ねていきまっせ
どうぞよろしくお願いいたします
続きを少しアメブロにも書いております↓
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