コミュニケーション研修にて
クライエントの強さや可能性に目を向ける
ほうほう
やっぱりそうなんですね
先日コミュニケーションの研修を受講するために
京都に赴く
そこではいつも実践しかしないセミナーなんですが
今回はたまたま先生の講義がありそんな話を伺う
本来の話は
心理療法といえどその療法が効いている要因は30%ほどで
1番の要因はクライエント自身にあり
勝手に立ち直るか環境などが変化して
状況が変わったりすることのほうが大きい
みたいな話でしたが
その中でともぞーが感じ入ったのは冒頭の部分でした
ある友人との会話
田中さんはカウンセリングする時何考えているの?
実はこのセミナーを受ける前にね
こんな質問を受けたんよ
相手の良さを引き出すことしか考えてないかな
そんな答えを返したのですが
そんなことが頭に残っていたのでしょう
今回のセミナーであらためて
それでよかったんだと実感したんです
相手の良さを引き出す
田中さんはどんな思いで漢方をやっているんですか?
そしてね
そんな偶然はまだ続いて
別の方とお話していたとき
そんな質問を受ける
さっきはセミナーの前の話
これはセミナーの後の話ね
相手の良さを引き出すためかな
そんな答えを返しながら
お話が深まっていく
良さを引き出す?
カラダを治すではなくて?
そらそう思うよね
漢方でカラダを治す人はたくさんいる
でもその後を見ている人はとても少ない
僕はどちらかというと
治した後を見据えながらカウンセリングを行い
漢方でカラダを整えていく
カラダの状態が悪いと
自分の状態に目を向けざるを得ないので
自ずと力も半減していく
カラダの状態が良くなっていくと
症状に向けていた力を他に使うことができるので
自ずと力も倍増していく
あなたはとてもやさしい
ただその力を発揮できていないだけ
こんな言葉があるように
みんな持っているものはすばらしい
ただうまく発揮できていないだけですので
カウンセリングの中で
あなたにはこんないいところがありますよね
こんなふうにできると素敵ですよね
そんなお話をしていきながら
その方の生まれ持った資質や強みを認識してもらい
その力を発揮できるようにサポートしていく
それが普通の漢方屋さんとは違うところですかね
みたいなお話をしていました
根っこは同じ
カウンセリングでも漢方でも
アロマでも整体でも鍼灸でも
その方をよくしたい
そんな思いはみな同じ
ただ手段が違うだけ
相手の良さを引き出す
そのために漢方というものを選び
そのためにカウンセリングを学び
そのために日々精進していく
それが結局自分のためでもあるんよね
そんなことを色々と考えることができた
ここ数日の出来事でした