ある日のカウンセリングにて
左肩が痛くて上がりません⤵︎
ほうほう
そうそうなんですね
最近肩の痛みを訴える方
いやに多いです
春の影響かしら
そしたらですね
まず脈を診ていきましょう
ううむ
これは特別異常なさそう
そしたらですね
舌を診ていきましょう
あれ
なんか舌が曲がってるね
そしたらですね
腕を水平にしてください
これは大丈夫です
その腕を斜め前に伸ばして
その後首に巻きつけるようにしてみてください
あー
なんか肩が痛いです
ほうほう
だいたいわかりました
まずこことここをぐりぐり
そしてあそことあそこをぐりぐり
ちょっと腕を伸ばしてもらっていいですか
あれ
さっきより全然痛くない⤴︎
えーーー
不思議ですね
はい
そうなんです
これが新臨床中医学のすごさ
そんな肩の痛み
ちょっと解説してみましょう
新臨床中医学的に考える
痛みは新臨床中医学で診るとわかりやすく
今回も『動き負荷法』で診ていきます
首 肩 腕 手首 腰
股関節 膝 足首などなど
曲げたり伸ばしたりして
痛みや違和感を探り
そこから症状の原因を
東洋医学的に見つけていきます
ちなみに冒頭の方の原因を
新臨床中医学的に解説すると
冷え気滞があります
手の三焦系に異常があります
カウンセリングでも
ストレスの影響がかなり大きいようで
そんなんを考慮して
最終的に今回の処方を決定
舌の状態から気の滞りが見られ
動き負荷法から三焦系に異常が見られる
つーことはだ
かなり気の流れに異常があるってこと
気の流れに関係する臓腑は『肝』
春に負担がかかる臓腑も『肝』
ストレスが関係するのも『肝』
ストレス対応した漢方
気の流れをスムーズにする漢方
そんなんをチョイスして
自分でできるツボ押しテープをお渡しする
こんな感じで
漢方で中から改善 経絡で外から刺激していきます
そんな新臨床中医学ですが
今年も3月から始まります
もっと東洋医学の幅を広げられるように
今年も学んできます