前回の続き
気の養生塾のご案内を見て参加を決定し
その時の話を先日書きました
みわさんにお会いしたお話
前回はがん治療に正解はないという話から
直観とひらめきの話を書きましたが
がん治療に正解はない
今回は直観を脳科学的に考えるお話
直観とは
『直観』と『直感』
同じようで違う感じ
直観の方が上位のような感じはしますが
はっきりと区別はされていない感じ
それが英語ではきちんと区別されているよう
直感:inspiration
ひらめき 刺激 着想
直観:intuition
思考に頼らず物事の本質を捉えること
ほうほう
そうなんですね
これだけだと
何となくわかったふうでスルーしてしまいがち
そこでともぞーが1番納得した回答
それは脳科学の中にありました
直観とは
答えがわかるけれども理由はわからない
直感とは
答えもわかるし理由もわかる
脳科学者の池谷裕二さん曰く
こういうことらしいのです
ナンノコッチャですので
このことをもう少し詳しくみていきましょう
人間直観が働いている時
脳はどの部分が刺激されているのか
それは『大脳基底核』
その大脳基底核
どのような役割を担っているのかというと
『手続き記憶』
これは簡単にいうと
お箸とか自転車とか何も考えずに体が動きますよね
指をこーしてあーして
とか
足をこーしてあーして
とか
そんなん考えて使っていないはずです
こどもの頃たくさん練習して
カラダに染み込ませてできるようになった動き
これが手続き記憶であり
無意識かつ自動的、そして正確な動きなのです
つーことはだ
直観とは無意識かつ自動的、そして正確とも言える
そんな直観は手続き記憶ですので
繰り返し繰り返し練習して養われるものなのです
そして直感
直感は思いついた考えが論理的に説明できることらしいので
直感=論理的思考とも言える
そこには
考える力と知識が必要なわけです
もちろん直観にも
考える力と知識は必要なのですが
それが無意識に落とし込まれている必要がある
そのためには
考える力と知識を積み重ねていくという訓練が必要で
その過程で起きた経験値なども+され
無意識に落とし込まれていく
直感を積み重ねて積み重ねていくと直観が出来上がるイメージ
だから直観は正確なのです
がん治療に直観を使う
春名先生は
がん治療に正解はないと言う
帯津先生は
直観に従えと言う
そこで帯津先生が紹介された
戦略的直観をもう一度見てみましょう
1先例を学ぶ
2平常心になる
3ひらめきを大事にする
4意志の力を大事にする
これってまさに
先ほどの直観の説明と一致しているでしょ
直観を磨くために
先例を学び冷静に考える
論理的に考え自分の思いを大切にする
これを続けることで直観が養われていく
何が自分に良さそうで何が合わないのかピンとくるようになる
春名先生は治ったさんになったわけですが
病院に行った時に『お医者さん任せではダメだ』
そう思いいろんな勉強をし実践したそうです
詳しくはこちらの本をお読みください
がんの手術をする前に
単なる勘ではなく
きちんと学び論理的思考を積み重ねた上で辿り着く
それが直観
自分はどうしたいのか
その気持ちの上で精一杯やれることをやっていきたいですよね
直観に従う
そんなことがわかった
とても有意義な時間でした