痒みの場所を細かくする
なんかおでこがかゆいんです
ほうほう
そうなんやね
ちなみに場所はどこですか?
痒くなる時間はいつですか?
え?
場所ですか?時間?
えーと・・・
みたいな感じでね
普段意識していないことまで聞いてしまう
それが東洋医学
そんな痒み
もう少し詳しくみてみよう
東洋医学的に考える
痒みってね
基本は『熱』が生まれている
痒い時に冷やしたら少しおさまるでしょ
そんな感じで熱が生まれているから痒くなる
それは『基本のき』なのだけれども
実は痒みの場所だったり時間だったりが関係してくることがある
そのひとつが経絡
経絡ってね
カラダをくまなく網の目のように行き渡っている
『気血』の通り道
その経絡は
カラダの表面と内臓に密接に関連していますので
体表のどこに症状が出ているか
それによってどの内臓に影響が出ているのか
そんなんがわかってくるよ
冒頭の人はね
おでこの中心付近がかゆかったみたい
そこはね
腎膀胱系の経絡
つーことはだ
腎臓や膀胱に負担がかかって痒くなっている
そんな構図が考えられるよ
他にもたくさん確認しながら
カラダのどこに負担がかかっているのか
そんなことをしながら
原因と治療法を探っていきます
結果はどうなった?
冒頭の人はね
結局腎の負担を取る漢方を飲んでいただいたんやけど
いつの間にか痒みは消えていたようですよ
やったね👌
ちなみにね
ふくらはぎに痒みが出てくる人
こんな人も腎膀胱系に負担がかかっていることが多い
おでこの痒みとふくらはぎの痒み
この原因が同じところにある
そんなんが東洋医学の面白いところ
どんな症状でも
症状を点として見るのではなく
その点と点を関連づけて全体的にみていく
そんなんが東洋医学の面白いところ
あなたが抱えている辛い症状
もしかしたら原因はとてもシンプルかもしれませんよ