ある日のカウンセリングにて
痒みがひどくてー⤵︎
薬飲んでもあまり効かないんです
ほうほう
そうなんですね
痒みってのは我慢できない症状のひとつ
夜間も出る場合睡眠の質にも影響し
痒いし眠いしきついし
みたいな負のサイクルに入ったりします
こうなるとますます痒みがひどくなる
アトピーや蕁麻疹
原因不明のアレルギーなどなど
西洋医学的には
抗アレルギー剤を飲みながら自然治癒を待つ
みたいなことが多い
『もしかしたら一生薬を飲むのか?』
そんな疑問を抱いた人が
カウンセリング漢方の門を叩いたり
ではではそんな痒みについて
東洋医学的にみてみましょう
東洋医学的に考える
東洋医学の基本2要素『寒熱』
ここでは熱が関係していることが多い
痒いところって
大体冷やすと少しおさまるでしょ
カウンセリングの中では
熱がどんな感じで出ているのか
そんなところを見定めたりします
東洋医学の基本3要素『気血水』
ここでは3つすべてが関係していて
気血水が滞って痒みが出ている場合
気血水が不足して痒みが出ている場合
その両方があります
どちらかというと
中年期くらいまでは滞り
老年期は不足の痒みが多い感じがします
東洋医学の基本5要素『肝心脾肺腎』
ここでは肝脾腎が関係していることが多い
ストレスを受け止める『肝』
働きすぎて『熱』が生まれる
そんな熱は
カラダを冷やすはずの『血や水』を温め
それで痒みが生まれたり
脾で作られた『痰』が
痒みの原因になったり
腎の弱りから『虚熱』が生まれ
痒みになったりします
選ぶ漢方薬は
その人個人によって全然変わってきますが
基本はカラダを冷ます漢方薬
その中で
気血水の異常
肝心脾肺腎の異常
を探っていき
その人に
ぴったりの漢方薬を選んでいきます
痒みは効果がはっきりわかりますので
ある意味ともぞーにとっても勝負
早めに痒みを止めて
根本治療に移っていきます
抗アレルギー剤を飲むととりあえず良いから
ってのもあると思いますが
痒みの原因をきちんと把握して
根本的に治していくのはもっとありですよ
