ある日のカウンセリングにて
そんなに長生きしなくてもいいんだよねー
ほうほう
そうなんですね
こんな話はよく聴きます
それって裏を返せば
『ある程度は長生きしたい』
そんなふうにも言えます
そらそうよ
人間誰だって
健康的で楽しい生活を送りたいもの
健康寿命って言葉がありますが
2000年にWHOが提唱した言葉らしい
『健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間』
なので前述のセリフには
『健康を害してまで生活を制限されてまで長生きせんでいい』
みたいなニュアンスが含まれているのでしょう
ちなみに健康寿命
日本人男性で
健康寿命 72.5歳
平均寿命 81.1歳
日本人女性で
健康寿命 75.5歳
平均寿命 87.1歳
だそうで
男性で9年ほど 女性では12年ほど
日常が制限される生活があるみたいです
つーことはだ
この健康寿命の期間を長くするってことは
1つの選択肢となるように思います
そんな健康寿命
東洋医学的にみてみましょう
東洋医学的に考える
東洋医学の基本3要素『気血水』
これらが過不足なく巡っていることが
東洋医学的な健康
東洋医学の基本2要素『寒熱』
これらが過不足なく保っていることが
東洋医学的な健康
東洋医学の基本5要素『五臓六腑』
これらが過不足なく働いていることが
東洋医学的な健康
こんなんが理想なのですが
まあこれを達成するのは無理
なぜなら人間のカラダは振り子だから
カラダの基準を元に
良い方に振れることもあれば
悪い方に振れることもある
そんな振り幅を小さくし
悪くなった時にすぐ戻るようにする
それが大切なのですが
そのための方法が身口意
身は行動
口は言うこと
意は思うこと
行動とは生活のこと
普段の食事を心がける
質の良い睡眠を心がける
無理のない生活を心がける
言うことは口癖のこと
普段の言葉を心がける
相手を喜ばせるように心がける
相手を不快にさせないように心がける
思うことは普段の思考のこと
思いを強く持たないように心がける
過去や未来を思い過ぎず
今を楽しめるように心がける
大体のことを受け入れられる
そうなったらサイコー
まあこんな達観したようなこと
なかなかできることではございませんが
頭の片隅に置いておいて
できるところからやってみたらいい
少しずつ少しずつですが
なんか最近いいよねって感じが
増えてくるはず
その中で漢方ってのは
気血水 寒熱 五臓六腑を正しく導く役割
カラダが良くなってくると
ココロも良くなってくるので
身口意もいつの間にか良くなってくる
漢方はカラダやココロの変化を
効率的に進めてくれる触媒的な役割
そんなふうに思ってくれたらいいし
そんな触媒的な役割は漢方だけじゃない
ヒーリングやヨガとか鍼灸とか
いわゆる健康に良さそうなものはもちろん
趣味でもなんでも良いので
興味があるものをやってみる
やってみて『楽しいなー』って思えること
そんなことを続けていると
必ず触媒的な役割を果たしてくれる
自分が良いと思ったことを続ける
これが1番ですねー