ある日のカウンセリングにて
腎機能は今のままで大丈夫ででしょう
って言われました
ほうほう
それはよかった!
この男性が来られたのが1年ほど前
奥様がカウンセリング漢方やってて
検査結果を聴き慌ててともぞーに連絡が来る
このままいくと透析になります
って言われましたのでみてくれませんか?
とのことで
カウンセリング漢方を始めました
お話を聴いていると
カラダのあちこちに滞りがあり結構やりがいがある状態
そこから始めて
とても元気になり冒頭のご報告
西洋医学では
腎機能の回復は基本ない
それが東洋医学では
なんとかなる可能性が結構高い
そんな腎機能
東洋医学的にみてみましょう
東洋医学的に考える
腎臓ってのは毛細血管の集まり
そんな毛細血管は
血液を濾過して必要なものと不要なものに分ける
その機能がうまくいかなくなると
尿の排泄がうまくいかなくなり老廃物がカラダに溜まる
腎機能が悪くなった人は
その老廃物を強制的に取り除く必要がある
それを透析って言います
西洋医学的には
塩分を控えて血圧を下げて腎機能を保護する
それでも悪い時は老廃物を吸着する薬も飲む
それでも悪い時は透析
そんな流れとなりますが
東洋医学的にはちょっと違うアプローチ
東洋医学の基本3要素『気血水』
この中でも血を重要視
だってね
腎臓は毛細血管の集まりだから
毛細血管が瘀血で詰まると
いわゆるゴースト血管となり血液が流れなくなります
そうすると血液を濾過する量も減って
老廃物を濾過する量も減っていく
そんなふうに考えます
東洋医学的な腎は
西洋医学的な腎臓と少し違って
担当する範囲がちと広い
東洋医学的には
生命の源が詰まっていて成長や老化に関係してきます
そしてね
気血水の中では水を主っている
尿や汗、喉の渇きを確認しながら
熱や冷えなどとともに腎がどのような状態にあるのか
そんなところを見て決めていきます
この方の場合すべてが滞っていた
カラダの中の至る所で
気血水が渋滞しカラダの中を巡らなくなっていた
つーことで
瘀血を取る漢方をメインに気と
水を巡らせる漢方をチョイス
みるみるうちに
体調が良くなってきました
毎回の検査結果でも
少しずつ腎機能が回復していたようで
前回の検査では
このままだと大丈でしょうと
お医者さんからのお墨付きをもらえたようです
腎機能ってのは
お年を召すと基本的に落ちていくもの
だから仕方ないよねー
回復もしないしねー
そんなふうに思うかもですが
腎機能の回復は可能だし少なくとも現状維持は期待できる
その上カラダ全体の調子が良くなる
っておまけ付き
おまけじゃないし
メインやし
健康診断で腎機能が気になるって言われた
そんな人に漢方はかなりいいと思います
あると思います