ある日のカウンセリングにて
最近調子は良いのですが
なんとなく便秘がちです⤵︎
ほうほう
そうなんですね
10月に入っても暑かった2024年
やっと秋の気配を感じられるようになりました
それと同時に
なんとなく便秘気味みたいな相談も増えてきました
そんな便秘の原因『秋』
東洋医学を知らない人は
???となることでしょう
でもね
東洋医学を学んでいる人からすると
そらそうよ
ってなります
そんな秋と便秘の関係
東洋医学的に見てみましょう
東洋医学的に考える
東洋医学には『五行』と言って
なんでも5つに分けて考える性質があります
季節は春夏秋冬と梅雨に分けられて
臓器は肝心脾肺腎と分けられます
春 ー 肝
夏 ー 心
冬 ー 腎
梅雨ー 脾
そして秋は肺と関係する
そしてそんな五臓は腑とも関係する
肝 ー 胆
心 ー 小腸
腎 ー 膀胱
脾 ー 胃
そして肺は大腸と関係する
まとめると
秋 ー 肺 ー 大腸
こんな関係性が浮かび上がってきます
もちろん便秘ですので
大腸が関わっているのは想像に難くない
秋に入って明け方に冷たい空気が肺に侵入する
肺は気と水の働きを調節してて
呼吸によって上下にうまく調節している
粛降と宣発って言います
そんな肺に冷たい空気が入ってくると
肺の働きが乱れていきます
気や水がうまく下に降りていかなくなった時
大腸自体の動きも悪くなり乾燥して便秘になる
そんな構図が浮かんできます
つーことでね
こんな便秘の時は便秘薬なんていらない
お腹を刺激して出すのではなく
肺の働きを整えて便を出す
気の働きが大腸まできちんと降りるように
肺の働きを整えて便を出す
そうすることで
大腸の動きもスムーズになり便がスッキリ出る
そんなふうに考えていきます
生活ではね
明け方の冷えからカラダを守ること
皮膚に刺激を与えること
この2つがおすすめ
肺と皮膚は密接に関係していますので
皮膚の刺激は肺を強くする
乾布摩擦はとても良いのですが
それはちょっとねと言う方
お風呂でカラダを洗う時
心地よい刺激を与えるタオルを使用してみてね
毎日続けると
肺が鍛えられひいては便秘も改善するはずですよ