ある日のご相談にて
毎年秋になるとだるいんですよねー⤵︎
ほうほう
そうなんですね
健康の秋
食欲の秋
運動の秋
読書の秋
こんな言葉があるように
秋はやる気がみなぎる季節
何か始めようかな
いろんなものが美味しいね
そんなふうに感じる季節
そんな秋ですがなんかだるい
そんなふうに感じる方もおられるようです
なぜそんなふうになるのか
それは秋だから
あいわかりました
そんなだるさ東洋医科学的にみてみましょう
東洋医学的に考える
東洋医学には何でも5つに分けて考える
『五行色体表』ってのがあります
カラダと季節も連動していて
春 ー 肝
夏 ー 心
冬 ー 腎
梅雨ー 脾
そして秋は肺と連動している
そしてもうひとつ
カラダに悪さをする要因ってのもあって
春 ー 風
夏 ー 熱
冬 ー 寒
梅雨ー 湿
そして秋は乾燥と連動している
実はこの乾燥
悪さをするのですが日本では良い感じになることも多い
なぜなら日本は湿気大国だから
湿気ってのはカラダに悪さをしやすく
特に脾胃に悪さをする
脾胃ってのは
食べ物を消化し気血水の源を作ってくれる
そんな脾胃が弱ってしまうと
気血水が作られなくなってやる気も食欲も無くなってしまう
そんな脾胃の湿気を
乾燥が乾かしてくれますので
冒頭に書いたような
〇〇の秋みたいなやる気や食欲が生まれてきます
ですので
秋にカラダがだるくなる方ってのは
湿気<乾燥
こんなカラダの方が多い
秋に入り
明け方の冷たい乾燥した空気が直接肺に触れる
そんな状況が続くことで
肺の働きは弱っていく
肺は脾胃が作ってくれた
気血水の源を完成させ全身に運ぶ役割をしています
そんな肺が弱るわけですから
そらだるさも出てくるはずよ
桃井かおり的にはアンニュイ
そんな秋にして欲しいことは
カラダを冷やさない
特に明け方
冷たい乾燥した空気を吸うとおかしくなるので
肩を冷やさないように寝てください
そして秋にして欲しいことのもうひとつは
皮膚を鍛える
皮膚は肺と連動していますので
皮膚を鍛えることは肺を鍛えることにも繋がります
乾布摩擦は最適なのですが
なかなかそんなことしないので
お風呂でカラダをゴシゴシ擦ってください
意識高い系女子は
ふんわりしたたっぷりの泡で
カラダを優しく包み込むように洗いますが
※あくまでも想像です
肺を鍛えるには
皮膚に刺激を与えることも必要
続けることで
秋に強いカラダになっていくことでしょう
即効性を出したい場合は漢方
秋に効果の高い漢方もあります
生薬で言うと『黄耆』がいいですね
黄耆は肺や脾に効果を発揮し
気血を補ってくれる
黄耆を味噌汁に入れています
って人もいましたね
秋は基本調子が良い季節ですから
少し気をつけるだけで調子は良くなっていきますよー