前回の続き
ダイエットについて考えているシリーズ
①はインスリンとダイエットの関係
②は食事とダイエットの関係でした
ダイエット日記①
ダイエット日記②
空腹の時間を適切に取る
質の良い睡眠を取る
超加工食品を摂らない
これがとても大切というお話でした
今回はお待たせしました
ダイエットを東洋医学的に考えていきます
東洋医学的に考える
東洋医学的にみた時に
肥満は基本『滞り』
気血水が滞り
カラダの中を巡らない
カラダ全体の働きが悪くなって
要らないものが溜まっていく
そう思ってもらって良い
その滞りの中でもいくつか型がありますので
そんな説明をしていきましょう
①水毒型肥満
水がカラダから抜けずに体重が増えていくタイプ
水はカロリー0なのになぜ太るのか
カロリー0理論
それはカラダから出ていかないから
立ちっぱなしの女性は足がむくむ
それと同じ理由で
カラダ全体にむくみが起きている状態
それが水毒型肥満
下着や靴下の跡が強い
お肉が垂れている
カラダがだるいなどの特徴があります
脾や腎の働きが
いまいちの場合起こりやすいですので
その働きを整えていくと
カラダがスッキリしてきます
②気滞型肥満
そんなに食べていないけれども太る
そんな方は気の滞りの影響がありそう
気の滞りは基本ストレス
肝胆系の経絡に影響してきますので
横にお肉がついてきます
肝や脾の働きが
いまいちの場合起こりやすいので
その働きを整えていくとスッキリします
③瘀血型肥満
異常な感じの肥満
これには瘀血が影響してることが多い
めちゃくちゃ太っているとか肥満の期間が長いとかね
これは瘀血だから太る
という感じではなく
この状況では
瘀血が関係しているだろうなって感じ
だからこれはあまり気にしなくても良い
カラダを整え瘀血を取っていくことで
少しずつ改善していきますよ
この3つに加えて
やはり食べ過ぎによる肥満ってのがあります
食べ過ぎは先日書きましたが
食べ過ぎ①
基本は胃の熱
熱があることで
いくら食べてもまだ入る状態になります
これもストレス的なところから
くることが多いですので
まずは胃熱を取る
そこから始めていきます
東洋医学的に気をつけること
東洋医学では『瀉法』と言って
カラダから出す(瀉す)治療法がありますが
ダイエットにはこれを基本用います
もしダイエットしたいのであれば
便秘はNG
いつも便が少しやわめ
排便は1日数回
そんな状態を保っていくことで
ダイエットもうまくいきます
単に下剤を使うだけだと
おかしなことになりますので
全体を整えていきながら排便させる
そこは気をつけてくださいね
東洋医学的にみると
ダイエットも1つではなく
その人に合ったものが必要になりそうです
次回はちょっとまとめ
科学的なところ
食事的なところ
東洋医学的なところ
そんなんをまとめて
どうしたら良いか考えてみますね