ある日のカウンセリングにて
広場が怖いんです
ほうほう
そうなんですね
ご本人曰く広場恐怖症で
ショッピングモールとかの吹き抜けや
車運転中の景色の変化などが嫌で動悸がするとのこと
別の人では
ATMやスーパーなどの並ぶ時間
電車やバスなどに乗っている時間
歯医者や美容室で仰向けになる時間
こんなときに動悸がしてパニックになる
そんなお話も伺いました
あい
わかりました
そんな症状
東洋医学的にみてみましょう
東洋医学的に考える
カラダの基本3要素『気血水』
今回は圧倒的に『血』に問題があることが多い
血はカラダ中に栄養と潤いを与えてくれる役割と
もう一つ大事な役割があります
それは精神活動を支えてくれるってこと
血が不足した場合
眠れなくなったり変や夢を見たりするし
血が熱を持つと
イライラが強くなり激昂したり、精神的不安定につながります
そしてカラダの基本5要素『肝心脾肺腎』
今回は圧倒的に『心』に問題があることが多い
心(しん)は血脈を主る
心(しん)は神(しん)を主る
神とは精神や意識のこと
と言われるように
心の働きがおかしくなると
血の巡りが悪くなり精神的に不安定になる
七情と言って
怒 喜 思 憂 悲 驚 恐
の感情を肝心脾肺腎が受け持っています
ちなみに心は喜びを受け持ち
心がおかしくなると精神的に壊れた笑いかたになります
力のないしまりのない笑い ちょっと怖い感じ
でもね
この全体の七情を主っているのは『心』であり
心がおかしくなると
感情も不安定になりやすくなるのであります
そんなあなたに必要なこと
そんなあなたに必要なことは『休憩』
『心』がおかしくなる前提に
多大なるストレスが必ずあります
それはキャパ以上の忙しさだったり
精神的に追い詰められる状況だったり
何らかのストレスがあり
それが異常に長引いているってことが必ずあります
ひとつだけ言いたいことは
これはあなたが悪いわけではないってこと
自己卑下する必要は全くない
あなたが精神的に弱いわけではないよ
カラダがもう無理ですよって教えてくれているだけ
カラダってすごいもので
どんな状態でもバランスを取ろうとしてくれる
今のあなたは
パニックを起こすことでバランスを取っている
それ以上頑張らないように
バランスを取ってくれている
今まで頑張ってきたやん
一所懸命やってきたやん
そんなあなたに必要なことは『休憩』
本当のあなたは強い人
真面目で責任感が強く
人に迷惑をかけないように考えるとてもやさしい人
そんな人に向けているやさしさを
少し自分に向けてあげたらいいよ
少し時間はかかるかもやけど
強い自分を取り戻したらもっと優しくなれているはず
自分にやさしくできて
他人にもやさしくできる
そんな真のやさしさを手にしているはず
本当にやさしい人は自分が満たされている人
って加藤諦三先生は言っている
そんな自分に出会うため
一緒にやっていきましょうね