ある日の勉強会にて
胎教とは健康な子を産むことと中国では言われています
とは福岡で中医学と薬膳を教えている宇津原先生
中医学と薬膳を習いたい方はめちゃ良いです↓
https://utsuhara-yakuzen.com/
なんかね
この先生の言葉は心に染みるんですよね
このお話はね
五臓六腑の『腎』を教わっている時に出てきた言葉
胎教って
お腹のこどもにモーツァルトみたいに
お腹の中から知育教育しましょう的な感じ
でもね
健康で丈夫なこどもを産む
そんな考えの元中国では行うようで
その基本は『腎』のようです
東洋医学的に考える
腎ってね
生命の源である『精』
いわゆる『腎精』が蓄えられている
腎精ってのは
生まれてくる時に受け継がれる先天の精と
生まれてから食生活で補充していく後天の精がある
健康で丈夫なこどもを産むためには
こどもに先天の精が充分受け継がれる必要があり
お母さんに充分腎精が蓄えられている必要がある
そんな感じのようです
腎精とは狭義で生殖を維持するものであり
不妊治療には腎精を蓄えていくことは必須
腎精が少ないと
妊娠が難しかったり維持できなかったりするし
性欲がなくなったりEDになったり
無月経や閉経などにもつながっています
そしてね
今の不妊治療はとても進歩していて
母親から卵子を採取して
元気なやつを受精卵にして保存したりもできますが
卵子というものは
月に1回放出されるもの
それを一度に何個も採取しますから
蓄えられている腎精
とてもとても目減りするんですよ
と宇津原先生は言われます
そしてね
漢方的には妊娠という状況は『虚』という状態
とてもカラダは弱っていますので
いかに腎精を補充していくか
補腎って言います
これを中国的には胎教と言うそうです
そんな補腎
食事では黒いものって言われていて
黒胡麻黒豆海藻類
牡蠣や木の実などの殻に守られているもの
まさに命をいただく感じ
こんなものがおすすめです
命が込められているものを頂く
それが腎精の基本
生まれ持った腎精は目減りするしかありませんから
あとはいかに補充していくかしかないです
それが食事
腎精ってのは
あなたの人生を豊かにするものですから
旬のものを丁寧に頂く
そんなことを心がけてくださいね
ちなみに
長期間の過労や過度のsex
腎精を大きく目減りさせますのでご注意を