ある日のカウンセリングにて
先生ー
今日はこんなところがきついんですー
ほうほう
そうなんですね
ではでは
今日はどんなふうにしていきましょうかね
そんな会話から始まるカウンセリング
前回の漢方処方から今回まで
体調の変化を事細かに教えてくれます
一通り聴いた後
こんな質問を投げかけます
『ところでこの前の〇〇はどんな感じですか?』
そしたらね
大体こんな答えが帰ってきます
まだあまり変わりないです
これが1.2割
この場合今回の症状ですでに話されている
だいぶ楽になりました
これが5.6割
だいたい忘れていることが多い
あーそんなこと言ってましたね
これが1.2割
確実に忘れている
症状を楽にする方法
標治 本治 標本同治
東洋医学にはこんな治療法がある
標治とは
今の症状を楽にすること
本治とは
症状の原因を治療していくこと
標本同治とは
その名の通り両方やっていくこと
カウンセリング漢方では
最初に標治をしてその後標本同治に移行する
そんなパターンから
本治だけするってのはほとんどない
なぜなら
季節や症状に合わせて漢方を組み合わせていくからだ
特に季節は大事にしていて
症状があまりなくてもカラダは敏感に季節を感じている
春は風
梅雨は湿気
夏は暑さ
秋は乾燥
冬は寒さ
こんなんを取り入れながら
カラダに合わせて漢方を組み立てていきます
そうすると
症状がどんどん楽になっていきますので
冒頭のような
過去を忘れて今の話ばかりということになります
過去を忘れるということ
こんな感じでね
人間喉元過ぎれば熱さを忘れる生き物
だからそれでいいのだ
過去を忘れるということは
それがなくなっているということ
過去を思い出した時
あの時あんな感じだったもんね
そんなふうに
過去を笑っていられたり
過去を思い出した時
あの症状があったから今があるんよね
そんなふうに
過去に感謝できるようになる
『人間は感情的に満足すること』
を求めていますので
そんなふうに思えることは
人生も良い感じで巡るようになってくる
症状が楽になるということは
実はカラダの問題だけではない
人生まで直結していく
ともぞーは
本気でそう思ってカウンセリング漢方やっています