ある日のお話
認知症で幻覚や幻聴で困っています⤵︎
あるグループで集まって話をしていたとき
そんなお話を聴く
認知症というものは
なっている本人には全く悪気がなく
しかし世間一般的には
良しとしない行動を多々してしまう
認知症にも色々と種類があって
脳血管型だったり
レビー小体型だったり
アルツハイマー型だったり
今回の話は幻覚や幻聴が強いので
レビー小体型かな？みたいな感じ
そんな認知症
東洋医学的に少しみてみましょう
東洋医学的に考える前に
その前に
認知症の病態を少しみてみよう
脳血管型は
脳出血や脳梗塞などから脳に損傷が起き
認知機能が障害されている
レビー小体型は
レビー小体というタンパク質が脳に溜まって
認知機能などが障害されている
ちなみにレビー小体ってのは
カラダのどこにでもあって
脳幹に溜まるとパーキンソン
大脳皮質に溜まると認知症
カラダに溜まると種々の症状
みたいになるらしい
そしてアルツハイマー型は
βアミロイドというタンパク質が脳に溜まって
認知機能などが障害されている
アルツハイマー型は
物忘れなどが顕著に出ますが
レビー小体型は
幻覚幻聴などが顕著に出ます
各々の症状の違いは
どこの神経組織が侵されているのか
その違いですので
基本的には脳に異物が溜まるそんな認識で良いと思う
東洋医学的に考える
そこで東洋医学に考えてみる
カラダの基本３要素『気血水』
ここから考えるときに
予防的にいうと脳の水の滞り
カラダの水は循環していますが
循環しなくなるとそこに汚れが溜まってくる
川の水を考えてみて
流れている川は水がきれいですが
流れが悪い川は水が澱んでいる
だからカラダの水を循環させる
これが第一の予防になります
そして血
血と水は元は同じ液体ですので
カラダの血が循環しないとそこに汚れが溜まってくる
汚れも溜まるし栄養も行き渡りませんので
認知症はますます進行してしまう
カラダの血を循環させる
これも第一の予防になります
そして気
気はカラダのエネルギー
気はカラダの隅々まで巡っています
気がカラダを巡るとき
水と血も伴って巡りますので
気が巡らないと水と血も巡らない
だからね
カラダの気を循環させる
これも第一の予防になります
結局全部やないかい
日常生活でやってあげたいこと
どうもね
認知症の初期では自分でもなんとなくおかしいって気づいているみたい
でも自尊心はきちんとありますから
こちらが何か咎めたりすることがとても辛いらしい
だからね
否定せずに見守ってあげる
これが大切みたい
家族であるが故に
これがなかなかできないようですが
できなくてもいい
この基本は頭に入れておいてね
そしてもう一つ
それが運動
散歩などで良いので
日常生活に運動を取り入れる
運動は脳の萎縮を予防するし
なんなら成長までもさせてくれる
そしてね
適度な運動は『気血水』を巡らせるのにピッタリ
空気の良い場所に行って
深呼吸したりするのもとてもいいよ
そして最後に
お金で解決できることはお金でする
これが大事
認知症での介護生活は
周りの家族がどんどんボロボロになっていくことがとても多い
家族はもちろん大切ですが
それで自分がボロボロになってしまうのはなんか違う
自分あっての周りだし
周りあっての自分ですから
あまり自分を追い詰めず
いろんなところに頼っていきましょうね