ある日のカウンセリングにて
病院に行っても痒いんです
ほうほう
そうなんですね
頭皮が痒くてしょうがない
病院でお薬を飲んだり塗ったりしてますが
一向に痒みがおさまらず治る気配もない
そんな状況があり
紹介でちぎょうの漢方に来られました
あい
わかりました
そんな痒み
東洋医学的に見てみましょう
東洋医学的に考える
いつも言っていますが
痒みは熱から生まれることが多い
そしてね
痒くなる時間帯
夕方から夜にかけて痒みが強くなるらしく
特に寝る前が強い
この時間帯は
腎の時間でもありリラックスの時間でもある
この時間にかゆいと言うことは
水が影響していたり
滞りが影響していることが多い
そしてね
大事な情報がもたらされました
今まで何十年も蓄膿症のような感じで
匂いもずっとなかったのですがそれは治りました
ん?
それっておかしいな
ともぞー心の声
もしかして
鼻が治ってきたら痒みが出てきませんでしたか?
そんな問いかけに
もしかしたらそうかもしれませんと言われる
ほうほう
謎はすべて解けた
頭皮の痒みはね
肺の負担が主な原因
鼻の症状は
肺からくることが多いのですが
その鼻の症状が
頭皮に現れただけで原因が治っていない
症状の場所が
鼻から頭皮に変わっただけ
ここを治療しないと
頭皮の症状はもちろん鼻の症状も再発する予感っす
そんなこんなで
原因は分かりましたので
さあさあ
それでは治療に参りましょう
漢方治療の成功と失敗
つーことでね
気の滞りをとる漢方
肺の負担をとる漢方
水の滞りをとる漢方
この辺りを組み合わせて治療すると
あんだけ取れなかった痒みが即効で取れていきました
ほうほう
そうかそうか( ̄∇ ̄)
つーことで調子に乗るともぞー
痛恨のミスを犯す
この方は
熱と冷えが混合している方でしたので
少し冷えに考慮した漢方処方にしたところ
速攻で痒みが再発
すぐに処方を変更することとなる
あわわ あわわ
処方変更で
痒みは即効おさまったので良かったのですが
構成生薬の少しの違いで
症状にもめちゃくちゃ影響する
そんなことも学ばせてもらった今回のカウンセリングでした