前回までのお話
カラダには時間が関わっているらしい
それが子午流中
そんな話を前回しました
今回はそんなカラダと時間に合わせた
生活リズムのお話
夜の過ごし方を
ちょっと深掘りしてみよう
子午流中的生活
1日のうちで
東洋学的にカラダにフォーカスを当てる時間
それが『子午流中』
これらが24時間2時間単位で分かれていて
23時〜 胆
1時〜 肝
3時〜 肺
5時〜 大腸
7時〜 胃
9時〜 脾
11時〜 心
13時〜 小腸
15時〜 膀胱
17時〜 腎
19時〜 心包
21時〜 三焦
とまあこんな風に分かれています
子午流中的生活
朝から昼にかけて活発に行動し
昼から夕にかけて行動を収束し
夕から夜にかけてリラックスし
夜から朝にかけて質の良い睡眠をとる
こんな自然のリズムで生活することは前回のお話
それではもう少し細かくみてみよう
・19時〜23時 リラックスする時間
三焦心包というのは流れに関わる場所
三焦というのは
気の流れ水の流れに関係する
心包というのは
血の流れに関係している
陰も段々と深まる時間ですから
夜に静かに流れる川のように
流れを落ち着かせ
スムーズにしておくことが大切
この時間に興奮してしまうと
流れも早くなったり滞ったりして
リラックスすることができない
だからこの時間はゆったり過ごす
早めに夕食を済ませ
好きなお酒を軽く嗜む
落ち着く場所を整えて
本を読んだり香りを楽しんだり
お風呂は就寝の90分前が最適
深部体温がちょうど下がってきて
睡眠を促してくれる
運動は激しくない方が良い
ストレッチなどでカラダの流れをスムーズにする
23時からの時間に備えて
次の日に向けてカラダを整える時間に備えて
カラダをリラックスさせる
それが理想の生活
TVや動画なんかは
情報過多から興奮させやすいし
夜遅くの飲食は
その処理でカラダがリラックスできない
この時間のうたた寝は
最高に気持ちが良いのだけれども
23時からの睡眠の質を
著しく悪化させるので
うたた寝するくらいなら
そのままベッドに直行して欲しい
睡眠というのは
それくらい大切なものですから
睡眠を大切にするということは
睡眠前の時間を大切にするということ
19時から23時のこの時間
上手に過ごしてくださいね
子午流中的生活の例
6時 起床
深呼吸 ラジオ体操 排泄
太陽の光を浴びることを意識
7時 朝食
和食を基本にお味噌汁を入れる
9時 バリバリ仕事の時間
集中力を必要とするものを行う
12時 昼食
昼食はガッツリOK その後軽くお昼寝を入れる
13時 まとめのお仕事の時間
仕事を終わらせるためのルーティン作業が最適
15時 軽く休憩
トイレは行きたくなくても行っておこう
立ちっぱなしの人はなるべく座ることを意識
18時 夕食
夕食は軽めに済まそう
19時 リラックスタイム
好きなことをして過ごす
お風呂は寝る90分前に済ませる
23時 ぐっすりタイム
この時間には深い眠りにつきたい
ならば30分前には床についておこう
毎日この生活を行う
つーのは難しいかもですが
自分の生活のリズムを意識してみる
無理に合わせる必要はない
自分のしたいことをしといていいよ
東洋医学的な生活のリズムが
自分のしたいことのベクトルと重なる時がきっときますから
生活のリズムを意識する
まずはそこから始めてみましょう
それが自律神経を整える第一歩