昨日からの続き
東洋医学はつながりでカラダを見ていく
昨日はそんなお話でした
肝心脾肺腎
これらの臓器が
自分の働きとともに他の臓器の働きにも関係している
それが相生相剋
人間のカラダはバランスですから
相生相剋の働きによって良くも悪くもバランスを保とうとする
その悪い時のバランスが
いわゆる症状ってやつ
頭痛がしたり
だるかったり
むくんだり
イライラしたり
朝起きれなかったり
健康と病気の間には
未病というものがあるんやけど
その状態が続くと
病気として発症してしまう
自律神経が乱れるってことは
その未病の状態が続いているって考えてもいいかもね
五臓の肝
そんな五臓のバランスですが
肝からスタート
最初の方に話しましたが
自律神経は肝と関係が深い
またストレスを受け止めてくれるのも
肝の働きですので
スタートにはこの上ないってわけ
そんな肝ですが
働きの1つに気を巡らせるってのがある
気が滞らないように
全身に巡るように働いている
そんな肝の働きが失調したら
当然ですが気が巡らなくなる
そうすると
カラダに張ったような痛みが出たり
胸やみぞおち付近が痛くなってくる
生理の時に胸が張って痛くなる人いるでしょ
それはまさにこれ
気の巡りが悪くなっている
気は軽いものですから
上へ上へと行きたがる
肝が失調するとその働きが抑えきれなくなり
頭の方に不調が出やすくなる
それが
ホットフラッシュだったり
目眩や頭痛だったり
イライラしてすぐ怒ったりするようになる
他にもね
寝つきが悪くなったり
睡眠が浅くなったり
夢をよく見たり
ガスが溜まりやすくなったり
便秘や下痢を繰り返したり
なんか自律神経が乱れた時の状態によく似ているでしょ
こんな状態が続くと
肝は自分のことだけで精一杯になってしまいますから
心を助けることができず(相生)
脾を制御することができず(相剋)
心の働きが悪くなり
脾の働きが悪くなる
次回はそんな心の働きについて書いてみよう
おまけの対策
ん?
対策かなんかないのかって?
それでは食べるものを少し
肝の働きが悪いなーって人は
酸味を摂ってみましょう
甘酸っぱい果物なんかはとてもおすすめ
普段の食事に酢の物を入れてみたりしてみてね
香りの良いハーブティーもいいね
カモミールやジャスミンラベンダーなど
気持ちを落ち着かせてくれますよ
生活習慣は最後の方にまとめて書きますねー