コミュニケーション研修にて
今困っています
アドバイスをお願いいたします
ほうほう
そうなんですね
先日受講した研修
ホリスティックコミュニケーション
今回のお題も対人関係でした
これくらいできるだろうと思っているのに
そんなこともできない相手にイラつく
って内容
まあ結構あるある
すべての悩みは対人関係である
とはアドラーさんの言葉
悩みの行き着く先は誰かとの比較ですから
その言葉もある意味真理
そんな対人関係の悩み
コミュニケーション的に見てみよう
コミュニケーションで考える
今回のお悩みは簡単に言うと
相手が変われば良いって話
そのためのアドバイスを求められたわけですが
できると思っていることができない
ってお悩みですから
マニュアルを作る
フローチャートを作る
勉強会を開催する
良いところを見つけて褒めることで
相手のモチベーションを上げる
相手がいなくなるのを待つ
などなどいろいろ出ましたが
相談者は余り納得していない様子
そらそうよ
答えは自分だけが知っている
人からのアドバイスなんて
宝くじに当たるようなモノですから
いきなり言われても
全然響かないことの方が多い
答えは自分だけが知っていますから
気づいていないだけで本当は知っていますから
その答えを導き出してあげたら良い
って話
そんな方法はね
きちんとお話を聴くこと
なーんだって思うでしょ
当たり前じゃんって思うでしょ
でもね
なかなか難しいことなんよ
特に男性は話を聞けんよね
結論は何?とか
こうしたらいいんよ!とか
話を遮って自分の話に持って行きがち
自己満に浸りがち
じゃなくてね
その悩みに至った経緯
どうなったら良いと思うのか
うまくいった体験はないのか
こうやったらうまくいくかも
と言うアイデアはないのか
こんなんを聴きながら
同意して共感して相手をホッとさせる
この人はわかってくれる
って言う気持ちを引き出してあげる
そうすることで
相手の心は緩み答えを導きやすくなる
心が緩むことで
アドバイスも聞き入れやすくなる
大切なことは
相手に考えてもらうこと
何が問題なんだろうか
どんなことが自分でできるだろうか
相手に考えてもらい話してもらうことで
問題は整理されそれだけで解決することも多い
アドバイスってのはそんな状態で行うことで
その人にスッと受け入れられる
人は相談をされたら
とかく『解決しないと』と思いがち
特に男性ね
もちろんその気持ちは大事なのですが
『相手は何を欲しているのだろうか?』
ってことをきちんと聴いた方が良いよね
ただ話したいだけなのか
共感してもらいたいのか
アドバイスが欲しいのか
そんなんができて初めて
相手には満足感が生まれる
解決方法も生まれやすくなる
世の男性の皆様
アドバイスってのはそんな前提で
活きてくるようですよ