黒丸先生のコメント
効果があるかどうかはわからない
でも患者さんの希望を支えてあげる
これはとても大切なところです
ほうほう
そうなんですね!
これはね
ともぞーが毎回参加している研修会
ホリスティックコミュニケーション実践セミナー
略してホリコミ
その最終回での言葉
具体的にはね
午前中参加者が思ったことや気づいたことなどを話し
それを受けて先生がコメントするというコーナーがあるんやけど
そこでがん患者さんの最後の話になった時
先生が言われたのがこの言葉
がん患者さんの末期
大抵の人は自分の死期を悟るらしい
ちなみに先生は緩和病棟のDrでもある
でもね
一縷の望みを捨てきれない患者さんもいる
もちろんご家族だってそう
そんな望みを持っている人に
確実な治療はないかもしれない
でも希望を支えてあげるために
あえて治療を行うこともあるそうだ
ほぼ効果がないとはわかっている
それでも治療を行うことで
患者さんやその家族の希望を支えてあげる
それはとても大切なことなんです
そんなお話をされる
もちろんコストの問題も考えた上でね
ある患者さんの話
そんな話を聴いた時に
ある患者さんのことが思い出される
末期がんでなんとか頑張っていたのですが
病院の治療ではもう無理とのことでちぎょうの漢方に来られた方
カウンセリングをした後にこんな言葉を漏らされる
大丈夫ですよって言ってもらえて
とても嬉しかったです
お医者さんからは
終末期の話とかになって全く希望が持てなかった
でもここに来てよかったですと
最終的には亡くなってしまったんやけど
漢方を飲むことで実際カラダは楽になったこともあり
最後まで漢方を飲んでいるから大丈夫と話をされていたようです
その時は
その人を良くすることしか考えておらず
希望を支えるみたいな気持ちは全くなかったのだけれども
今思うと
結果的にそんなことだったのかなーと
そんなお話を聴きながら
柄にもなくセンチメンタルな気持ちになったともぞーでした