ある監督の話
気持ちを昂らせるんです
ほうほう
そうなんやね
これはね
高校野球の話
ネットニュースで見た元ネタはこちら
https://number.bunshun.jp/articles/-/857393
150kのストレートを投げる超高校級球児
こんなん普通の高校生は打てない
そんな相手と戦う時にある練習をしたそうな
それは150kの球を見るだけ
え
それだけっすか
そう
それだけ
その話を半信半疑で聞き実践した監督
効果に驚いたそう
試合には負けたそうですが
球児たちは臆せず対戦
きちんと点数も取りあわやと言うところまで行ったそう
そんな話
少し深掘りしてみよう
失敗体験を積み重ねない
普通はね
150kの球を打とうと思ったらそれを打つ練習をする
バッティングマシーンの球速を160kとかにして
とにかく打てるように練習する
でもね
今回の話は違う
ただ見るだけ
この話の意味するところはね
成功体験
ま 今回の話は
明確な成功体験ではなく
どちらかと言うと
失敗体験を事前にさせなかったって話
練習で160kの球を打つ練習とかしたら
空振りやファール 下手したらフォームまで崩れる可能性もある
高校生なんで個人差も大きい
だったら球速に慣れさせる
体感させることによって打たせないことによって
球速に慣れさせる
人間不思議なもので
やれと言われたらしたくないけど
やるなと言われるとしたくなる
見るだけ 打っちゃダメ
こうすることで
球速に慣れたきた球児は打ちたくなる
うずうずした気持ちになる
人のモティベーションあげるなんて
至難の業なんやけど
打ってみたい
そんな気持ちを醸成させ見事結果に繋がったって言う話
自己肯定感を上げていくために
でね
言いたいことはこうしたら勝てますよ
って話ではない
違うの?
成功体験を積み重ねることで
人は成長していくって話
もっと言うと
成功体験を積み重ねることが
自己肯定感を高めていくって話
失敗は成功の母
って言葉があるように
失敗することで気づきを得られるし
偶然の成功につながることも多い
科学はそうやって発展していった
でもね
自己肯定感が低い人は失敗体験によって
負のスパイラルに入る
そんな人は
小さな小さな成功体験を積み重ねていく
こうしたらできるかも
そんな希望を心に芽生えさせる
そうすることで
自己肯定感が少しずつ高まっていく
実はカウンセリングでもその通りで
カウンセリングを行う上で重視していることは
その人の成功体験
悩みを解消するにあたって
過去に成功した経験
こうしたらできそうという未来への思い
こんなものを引き出しながら
『ちょっとやってみよう』
そんな思いを持ってもらえるようにやっています
だからかな
この話とても腑に落ちるものでした
ついついね
人間一気に解決したいから
大きいことをやろうとして挫折しがち
千里の道も一歩から
小さな小さなことでいいよ
自分ができることを少しずつ積み重ねていきましょうね