ある日のカウンセリングにて
離婚しようと思ってるんです
ほうほう
そうなんですね
えーーーー
と思いつつ頭を冷静にして話を聴く
お話を聴いていると
小さな小さなすれ違いが積み重なり
今回の話に至ったようです
価値観の違いって言えばそれまでなのですが
まあ色々と思うことがあるのでしょう
感情を変化させる
とりあえず今その方の頭の中は
『嫌だ』という負のオーラでいっぱい
なんとなく
『その感情のまま物事を決めてほしくないなー』
みたいな感じに思いましたので
『これから先やりたいことってないんですか?』
みたいな質問をしてみる
そうするとね
こういうことをやりたいんです
みたいな回答も出てきましたので
そこから話を膨らませてみた
お金とか時間とか環境とか
制限を外してやりたいことをリストにしてみてください
そうすることでね
自分の思いに気づきやすいと思いますよ
もちろん行動のきっかけとして
怒りや不安悲しみがきっかけでもいいと思う
でもね
離婚することを目的とするのではなく
やりたいことを目的として
そこに離婚が必要かどうかを考える
そんなんでもいいんじゃないですかね
そんなお話をしてみると
その方も思うところあったみたいで
『確かにそうですね』
と笑顔になる
もうひとつお伝えすると
紙に書いていく過程で
相手の嫌なところなんかも書いてみてください
誰に見せるわけでもないので
どんな汚い言葉でも構わない
自分の思いを全部書いてみてください
そんなんも効果的ですよ
そんなお話をして終わる
カラダにも
かなりのストレス反応が来ていましたので
ストレスを受け止めることができるように
漢方を考慮してお渡し
これでしばらくは大丈夫でしょう
物事を決める時
大事なことを判断する時
感情的に決めてしまうと
ついつい視点が一方向に向きがち
もし怒りや悲しみの視点から
物事を見ているのだとしたら
ワクワクの視点から
物事を見てみるのも良いかもしれない
もしかしたら
物事の本質はそこにあるかもしれないし
そこにないのかもしれない
まあなんにせよ
全てはうまくいきますから
安心して行動してくださいね