ある日の話
いつの間にかこんなことになってたんです
ほうほう
そうなんですね
先日声をかけられた女性とお話していると
そんなことを言われる
以前イベントでクイックカウンセリングをしたのですが
その時にお話をした方らしい
基本的にその方のお話を聴いて
その方のためにお話する言葉が多いので
内容はあまり覚えていないのですが
おい
色々と動いた方があなたを巡らせますよ
みたいな話をしたらしい
そんなお話が琴線に響いたようで
思ってもいなかった資格に挑戦し取得
今ではその資格を活かして
日々奮闘しているよう
すごいですねー
いやホントそう思う
そんなお話を聴かせてもらうと
少しはお役に立てたようでとても嬉しい
彼女がそんな状態になったのは
もちろん彼女が行動したから
そこは100%そうなんだけど
彼女が自分の良さを引き出した結果
とも言える
そんな相手の良さを引き出す方法
少し深掘りしてみよう
東洋思想のコミュニケーション
東洋思想には
コミュニケーションに関わる内容もある
それは『礼』の思想
礼に関する徳を積むと
自分が巡り出しますよってやつですが
別名伝達本能とも言われています
伝達と付いてますから
コミュニケーションにももちろん関わる
そんなコミュニケーションの本質は『聴く』こと
いきなり答え
コミュニケーションって
自分の言いたいことを相手に伝えることじゃないの?
うんうん そんな気持ちはよーくわかる
そう
そこが大事
確かに伝達本能のことを書いてある書籍を読んでみても
相手に伝えるためには礼節が必要です
とか書いてある
そんな礼節ですが
相手の話をきちんと聴くってのも礼節
礼儀正しい言葉や態度で伝える
そんなんも必要ですが
相手の話も聴かずに言いたいことだけ言う
男性あるある
そんなんで相手に伝わることはない
だからね
相手の話をきちんと聴く
もっと言うと
相手の想いを引き出してあげる
そうすることで
相手の良さが引き出され
周り回って自分の巡りが良くなる
そんな構造となっております
話を聴くために
話を聴くために
いろいろなコツがあるのですが今日は1つだけ
それはね
相手を認めること
労ってあげること
コンプリメントって言います
特にね
自分の価値観と違うことを相手が言ってきた時
ついつい相手を否定してしまう
それは違うよとか
それっておかしくない?とか
ついつい否定してしまう
ついでに説教までしてしまう
おじさんあるある
あのね
自分の価値観と違っててもいいの
それは相手が思っていることなんだから
それでいいの
『そんな風に思ってるんですねー』
そんな感じで流してあげたらいいの
そんな風に聴きながら
その人の良いところや大変だったところを見つけたら
そこをきちんと拾って強調してあげる
そうすることで
その人はとても話しやすくなるはず
自分の想いに気づきやすくなるはず
そんなことを続けていると
こちらの想いも伝わりやすくなりますから
相手の琴線に響くことも多々あります
話を聴くためには
色々と技術が必要ですが
その根底にあるものは
相手の良さをいかに引き出すかってのがいつもあります
相手の良さを引き出すために
何か特別なことをしてあげる必要はない
相手の話を聴く
まずはそこから始めてみましょうね